楽天小郷裕哉(2024年9月撮影)

楽天小郷裕哉外野手(28)が、黄金ルーキーに負けない活躍でキャリアハイを目指す。キャンプ地の沖縄県内で行われた自主トレに参加。今季はドラフト1位の宗山塁内野手(21=明大)が入団したこともあり、楽天のキャンプは例年以上に注目を集めている。「報道陣の方がたくさんいたので、今年は宗山くん中心というか、盛り上がると思うんで、僕も負けないように頑張りたいと思います」と力を込めた。

昨年はキャンプ序盤の打撃練習中に右足首をひねり、右距骨骨挫傷の診断を受けて離脱した。それでも「けがを恐れて、やっていてもうまくはなんないんで」と強調。「細心の注意を払いながらやっていこうと思いますけど、治療やコンディショニングなどもしっかり整えてやりたいと思います」と話した。

昨季は12球団唯一となる全試合フルイニング出場を達成した。自身初の規定打席にも到達し、打率2割5分7厘、7本塁打、49打点、32盗塁をマーク。「去年、フルイニングで出場できたこと以外で、成績面で僕は満足できることはなかった。フルイニングというか、全試合でしっかりスタメンで出場し、去年よりもすべての面でキャリアハイをもう1回出せるように頑張りたいなと思います」と決意を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】小郷裕哉、ドラ1宗山をライバル視? キャリアハイへ「僕も負けないように頑張りたい」