Rソシエダード・アルグアシル監督「8月から契約延長オファーを受けている」と自身の将来に言及
レアル・ソシエダードのアルグアシル監督(53)がPAOK(ギリシャ)戦前日、「8月から契約延長オファーを受けている」と自身の将来について言及した。
Rソシエダードは30日に行われる欧州リーグ・1次リーグ第8節でPAOKと対戦する。この一戦の前日、アルグアシル監督が記者会見に出席したもようをクラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアが伝えた。
アルグアシル監督はその際、今年6月で満了する契約を延長する条件として、来季の欧州カップ戦出場権獲得が必須かという質問を受け、「いや、それはまったく関係ない。最も重要なのはヨーロッパの大会で勝つことではない。チームが成長して向上し、そのやり方に満足できれば契約延長するつもりだ」と返答した。
続けて、「来季も残留したいが、自分たちこれまでに成し遂げてきた道を考えると、この椅子にただしがみつき続けたいわけではない。(クラブ首脳陣の)アペリベイ、オラベ、ブレトスが続投を望んでいると確信しているし、8月から契約延長オファーを受けている。もし私が望めば、この記者会見後にオフィスに行き、1年、2年、さらには3年契約を結ぶことができる。しかし、どんな形でも続投したいというわけではない」とチーム状況に関係なく、自分が望めばいつでも続投できる状況にあることを明かした。
また、アルグアシル監督はPAOK戦に向け、「サポーターの前で責任を伴うものの、欧州カップ戦は常に楽しむためのものだ。勝って感覚を取り戻したい。欧州リーグをさらに2試合戦い、来季も欧州カップ戦に戻りたい」と希望を語った。
(高橋智行通信員)