バットを手に笑顔を見せる阪神新外国人ジーン・アルナエス(撮影・白石智彦)

阪神ジーン・アルナエス内野手(22)が29日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。

パナマ出身のアルナエスは同国で行われたトライアウトから昨年10月に育成選手契約を結び、一足早く昨秋のキャンプにも参加。「日本人選手とコミュニケーションをとるように意識をしていて、最近は高寺選手と野口選手とよくコミュニケーションしている」。チームにもなじんでいる様子を笑顔で明かした。

アピールポイントは「守備の面ではファースト、セカンド、サード、ショートを守れることと、打撃の面ではミート力が強みだと思う」。藤川球児監督(44)は今春の沖縄キャンプで選手に複数ポジションを守らせる方針を示しており、ユーティリティー性は強みとなりそう。

日本で行きたいところは「USJ」、食べたいものは「抹茶だよ」と、日本の文化にも順応している。「本当にうれしい。チャンスを与えてくれて感謝している。守備の面はすべてのポジションを守れるようにしていきたい」。前向きな姿勢でアピールし、まずは支配下登録を勝ち取る。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】パナマ出身の育成アルナエスが入団会見 よく話すのは「高寺選手と野口選手」