加入記者会見で握手する清水の反町ゼネラルマネジャー(左)とブエノ

J1清水エスパルスに今季加入したMFマテウス・ブエノ(26)が28日、加入会見に臨んだ。キャンプを行っている鹿児島市内のホテルで臨み、背番号「98」のユニホーム姿を初めて披露。「1日も早くチームメートと同じコンディションにして、チームに貢献したい」と抱負を語った。

本職はボランチだが、中盤の複数ポジションをこなせる。ブエノは「ボールを持ちながら前進させていくことが特徴」。ボールを奪いきるパワフルな守備も持ち味の1つで、反町康治ゼネラルマネジャー(60)も「力強さを補う力がある」と期待を寄せた。

チームには25日の練習から合流。27日の練習試合には出場せず、客観的にチームの戦い方を分析した。ブエノは「技術が高い選手もいて、強度も高い。いいサッカーをしていると思った」。スピディーな日本サッカーへの順応が今後のテーマで「新たなトライになるけれど、精一杯貢献したい」と力を込めた。

来日前は自主トレなどを行っていたという。現在のコンディションは「75%ぐらい」。来月16日の東京ヴェルディとの開幕戦に照準を合わせ、急ピッチで仕上げていく。期待の即戦力は「日本の文化も含めて色々と知っていくことが楽しみ。日本語も勉強してコミュニケーションを多く取っていきたい」と意気込んだ。【神谷亮磨】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【清水】ブラジル人MFマテウス・ブエノが加入会見「新たなトライ」98番のユニホーム姿で決意