ロッテ吉井理人監督(2025年1月20日撮影)

ロッテは28日、エルウィン・パラシオス投手(20)とスティベン・アセベド外野手(22)の育成での入団が決まったと発表した。

パラシオスはベネズエラ出身の身長184センチ、82キロの右腕。「千葉ロッテマリーンズとの契約が決まり大変興奮しています。私のプロとしての目標は日々成長していき、支配下登録して1軍の試合で登板することです。日本の印象は教育熱心で、規律があり、トレーニング等のレベルや環境が非常に優れている国だということです。千葉ロッテマリーンズのファンの皆さまとお会いできるのをとても楽しみにしています」とコメント。

スティベン・アセベドはドミニカ共和国出身で19年~24年はオリオールズ傘下に所属していた。「千葉ロッテマリーンズとの契約が決まり、日本でプレーできることをとても楽しみにしています。私の目標は常にベストを尽くし、技術面やフィジカル面を強化してチームの戦力として活躍することです。日本の投手は非常にレベルが高いと思っています。そのようなレベルの高い環境で結果を残せるように努力していきます。マリーンズファンの皆さんと球場でお会いできる日を楽しみにしています」とコメントした。

吉井理人監督(59)は「今回、素材を評価して2選手が育成で入団することになりました。パラシオスはスピードがあるので細かいコントロールがつけば面白いと思います。アセベドはスイングスピードが速く、パワーがあります。確実性が上がると楽しみです」と2人に期待。「また支配下の外国人選手に関しては先発実績のあるピッチャーの獲得に向けて現在、交渉中です」と現状を明かした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】育成でベネズエラとドミニカ共和国の2選手獲得「素材を評価」吉井監督期待