フルハム戦ハーフタイムにピッチを歩くマンチェスター・ユナイテッドのアモリム監督(中央、2025年1月26日、ロイター)

プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドのアモリム監督は、移籍志願のイングランド代表FWラッシュフォードのベンチ外が続いている理由について「トレーニングでの努力不足」と明かした。さらに、ラッシュフォードをベンチに入れる前に、63歳のホルヘ・ビタルGKコーチをベンチに入れるとまで語った。

移籍がうわさされているラッシュフォードは、12月の欧州リーグ(EL)のビクトリア・プルゼニ戦を最後に欠場が続いている。

アモリム監督は、フラム戦後の取材で、ラッシュフォードのベンチ外の理由を問われると「いつも同じ理由だ。トレーニング、サッカー選手がすべきことを私がどう見ているか。だから、状況が変わらなければ、私も変わりません」「毎日最大限の力を発揮しない選手をベンチに入れる前に、ヴィタル(ユナイテッドの63歳のゴールキーパーコーチ)をベンチに入れる。その点では変えない」と話した。

ラッシュフォードを巡っては、ACミラン、バルセロナが興味を示すなど複数クラブが関心を示すが、1月の移籍期間中に成立する可能性は低くなっている。マンチェスター・ユナイテッドとの契約は28年まで残っており、年俸も高額。今冬に移籍できなかった場合、チームに復帰するチャンスがあるかについて「どの選手も同じで、最大限の努力をし、正しいことをすれば、どの選手も起用できる」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【マンU】アモリム監督、FWラッシュフォードに「彼の前に63歳GKコーチをベンチに入れる」