ティーバッティングをする楽天・陽(撮影・高橋香奈)

楽天ドラフト6位の陽柏翔(ヨウ・ボウシャン)内野手(20=BC茨城)が27日、仙台市内で新人合同自主トレに参加。キャッチボールやゴロ捕球、打撃練習、ウエートに励み、「守備の調子はいい感じ。バッティングは調子が悪いです」と冷静に自己評価をした。

9日から始まった新人自主トレの現状は「みんなレベル高いんで、トレーニングでも自分は体も小さいし、守備とバッティングもまだまだです」と課題をみつめた。同期の肩の強さや技術に刺激を受けながらも、同じ内野手の宗山塁(21=明大)からは守備のタイミングの取り方のアドバイスを聞き、打撃に関しても、「吉衲さんと宗山さんをずっと見て、まねしてます」と吸収を忘れない。

先輩からは精神面でのアドバイスも受けた。オフの前夜には、宋家豪投手(32)と簫斉投手(19)の台湾トリオで焼き肉へ行ったという。初めて会った宋から「プロに入ったら、今日のバッティングが悪くても、新しいのは明日、昨日の感じは関係ない」と切り替えの大事さを学んだ。

28日で新人合同自主トレは終了。その後、2軍での春季キャンプがスタートとなる。一番磨きをかけたいポイントは「足ですね。もっと早く、たくさん盗塁して、1軍に行けるかもしれないです」と俊足アピールで開幕1軍へ意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】ドラ6陽柏翔「吉衲さんと宗山さんをずっと見て、まねしてます」打撃調子悪も吸収忘れず