DeNAバウアー(2023年8月撮影)

DeNAが27日、トレバー・バウアー投手(34)の獲得が決定したと発表した。2シーズンぶりの復帰となる。関内ホールで行われた「初春の集い」で新スローガン発表と新ホームユニホームのデザイン発表とともに、ビッグサプライズとなった。

会場に流された映像に、バウアーはDeNAのユニホームを着て、手を振って登場。2年ぶり復帰となった今季、沢村賞を目指す考えを示した。

「1人の選手として、1番になるのが好きなんだ。ずっとトレーニングをしてきた。絶好調で、投手としてこれまでで最高の状態だ。僕にとって、沢村賞とサイ・ヤング賞を取ることは本当に意味があることなんだ。それができたら野球人生の中で最高の栄誉だと思うし、今年はそれを成し遂げたいと思っている」と語った。

バウアーは20年にサイ・ヤング賞を受賞するなど、MLBでの実績、実力は十分。DV疑惑でMLBから出場停止処分を受け、23年に電撃来日すると、19試合に登板し、10勝4敗、防御率2・76をマーク。今永や東らとともに先発陣をけん引してきたが、沢村賞は受賞できなかった。

メジャー移籍を目指して昨季はメキシカンリーグでプレー。10勝0敗で年間最優秀投手賞を受賞していた。チーム防御率はヤクルトに次いでリーグワースト2位の3・07だった投手陣の強化に最強戦力が加わる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】電撃復帰バウアーが沢村賞に照準「野球人生最高の栄誉」20年はサイ・ヤング賞