「アワードディナー」でイチロー氏ら殿堂入り選手にも祝福「日本の選手が初めて、格別なものに」
全米野球記者協会(BBAWW)が25日(日本時間26日)、ニューヨーク・マンハッタンのホテルで昨季の各賞受賞者を表彰する「アワードディナー」のイベントを開催し、今月21日に米野球殿堂入りが発表されたイチロー氏(51)とCC・サバシア氏(44=元ヤンキース)、ビリー・ワグナー氏(53)の3人も祝福を受けた。
米野球殿堂博物館の館長のジョシュ・ラウッチ氏が出席し、ステージ上でスピーチ。「今年の殿堂入りセレモニーは格別なものになります。日本の選手が初めて殿堂入りします。イチローは現役時代と、今回の選出時も含めて8度、クーパーズタウンを訪れ、野球の歴史に敬意を示してくれています」と話し、ドジャース大谷翔平投手(30)についても言及しながら「イチローとオオタニは、多くの道具を寄付してくれ、殿堂博物館の発展に貢献してくれています」と感謝した。
歴史と伝統のあるこの「アワードディナー」は今回で100回目。昨季のMVP、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督賞受賞者らとともに、バリー・ボンズ氏ら過去のレジェンドOB選手も出席した。