新潟対三菱重工浦和 延長後半、FKで戦略を練る新潟上尾野辺(左)と川澄(クラブ提供)

<サッカー皇后杯全日本女子選手権:三菱重工浦和1(5PK4)1新潟>◇25日◇決勝◇エディオンピースウイング広島◇日刊スポーツ新聞社後援

第46回の日本一決定戦がWEリーグ勢で行われ、三菱重工浦和が3大会ぶり2度目の優勝を果たした。アルビレックス新潟と延長を終えて1-1で突入したPK戦で5-4。新潟は初制覇を逃した。

またしても壁は高かった。新潟は5度目決勝も、初優勝はならず。PK戦で力尽きた。MF川澄は「今日ばかりは運だったと思いたい。少しずつだけど、チームが地力をつけてきている」と悔しさをにじませた。ベテランと若手が融合したチーム力には手応え。前半28分に同点弾を挙げたMF滝川も「自分のシュートレンジで、いい形に持っていけた。最後は負けたけど、十分自信をつけられた試合だった」と前を向いた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【皇后杯】新潟川澄奈穂美「今日ばかりは運だったと思いたい」5度目の準V、チーム力には手応え