【センバツ】吉田義男氏母校の山城21世紀枠で出場ならず「確実に選んでいただけるチームを」監督
日刊スポーツ 2025年01月24日 18:35:28
山城は21世紀枠での出場はかなわなかった。
センバツ出場が実現すれば68年ぶり2度目だったが、同枠の補欠校にとどまった。岸本馨一郎監督(40)は「緊張感をもって、ワクワクして冬を過ごせたのは、夏への大きな財産。確実に選んでいただけるチームを作りたい」と前を向いた。阪神初代日本一監督・吉田義男氏(91)の母校で「選手には吉田さんが着た当時と同じユニホームを着ることを誇りに、歴史に感謝し、新しい歴史を作ってほしい」と語った。
◆21世紀枠 01年導入。推薦校は秋季都道府県大会の16強以上(加盟129校以上は32強以上)が対象。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球の実力以外の要素も選考基準にしている。07年まで2校、08年から23年まで3校を選出(85回記念大会の13年と、明治神宮大会中止に伴い神宮大会枠がなかった21年は4校)。昨年から東日本、西日本の地域に関係なく2校に変更された。
情報提供元: 日刊スポーツ