センバツ出場が決まりガッツポーズして喜ぶ至学館ナイン(撮影・白石智彦)

<第97回選抜高校野球大会:選考委員会>◇24日

第97回選抜高校野球大会の選考委員会が大阪市内で行われ、東海地区から3校が選出された。

東海大会を制した大垣日大(岐阜1位)、準優勝の常葉大菊川(静岡1位)が順当に選出。最後の1枠はベスト4の至学館(愛知1位)と岐阜第一(岐阜3位)の比較となり、至学館が選出された。

選考委員は「試合内容、戦力、試合におけるマナーなど、議論を重ねた結果、すべてにおいて拮抗(きっこう)した」と説明。つづけて「選考ガイドラインにある複数の学校の評価が並んだ場合、できるだけ多くの都道府県から出場できるよう地域性も考慮するという評価ポイントに沿い、至学館を3校目としました」と話した。

愛知大会を制した至学館は、東海大会で菰野(三重2位)に勝利したが、準決勝で常葉大菊川に4-5で敗れた。

岐阜第一は掛川西(静岡2位)、海星(三重1位)を破り、準決勝で同じ岐阜の大垣日大に6-7で敗れた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【センバツ】東海の選考理由 3校目「地域性」で至学館「選考ガイドラインに沿い」岐阜第一落選