【広島】ジャーメイン良のPKや18歳井上愛簾のゴールなど計4発でブルガリアの強豪に競り勝つ
<練習試合:広島4-3CSKA1948ソフィア>◇23日◇トルコ・スエノスポーツセンター
トルコで1次キャンプ中のサンフレッチェ広島が、ブルガリア1部の強豪CSKA1948ソフィアと今合宿4試合目の練習試合を行い、1点差で制した。
前半を0-1と劣勢のまま折り返した広島は、メンバーを入れ替えた後半6分に、ユース所属のFW宗田椛生(そうた・もき、17)が同点ゴール。
さらに後半10分、MF仙波大志(25)が勝ち越し、同13分にFW井上愛簾(あれん、18)が追加点、同21分にFWジャーメイン良(29)がPKでダメ押し点を奪った。
その後の連続失点で1点差に詰め寄られたが、逃げ切った。
クラブの公式サイトで、就任4年目のミヒャエル・スキッベ監督(59)は「全体的にはパフォーマンスに満足している」とコメントしている。強度の高い欧州クラブとの練習試合は、通算3勝1分けとなり、残り1試合でキャンプを打ち上げる。
★広島の今後の主な予定
【トルコ1次キャンプ】同国南西部アンタルヤで13日から27日まで実施。期間中は計5試合の練習試合を予定。
【宮崎2次キャンプ】トルコから帰国後は、恒例の宮崎県内で1月29日から2月7日まで実施予定。
【今季最初の公式戦】2月8日に国立で、恒例の富士フイルム・スーパー杯が開催され、ヴィッセル神戸(リーグ、天皇杯優勝)と広島(リーグ2位)が対戦する。90分間で決着がつかない場合、すぐにPK戦に突入する。
【今年最初のACL2】2月12日に敵地ベトナムで、決勝トーナメント1回戦第1戦ナムディンFC戦が待つ。同19日にホームで第2戦を行い、ベスト8進出か敗退かが決まる。
【J1開幕戦】16日に昨季2位広島が、敵地で3位のFC町田ゼルビア戦に臨む。開幕節屈指の好カードで、いきなり今季の優勝争いを占う試合になる。