ソフトバンク上茶谷大河(2024年12月12日撮影)

昨年の現役ドラフトでDeNAからソフトバンクに移籍した上茶谷大河投手(28)が23日、福岡・筑後市のファーム施設で再始動した。いきなりブルペン入りし、捕手を座らせて41球を投げ「軽くですけど、いい感じで投げられた」。年明けから横浜市内でトレーニングを積んできた。ブルペン投球も行ってはいたが、遠投などキャッチボールをする環境が整えられなかったようで「トレーニングはしっかりやって体は大丈夫。でも長い距離を投げるのが少なかったので、ちょっと焦っています」と苦笑いを浮かべた。

プロ7年目を迎える右腕には、先発ローテーション入りの期待がかかる。倉野投手チーフコーチからは、すでにキャンプインからの競争を伝えられ「そこに合わせて準備してきましたし、(2月1日から)飛ばして行きたいと思う」と力を込めた。

「覚悟」の文字が刺しゅうされたグラブを持参。「おぼえ・さとると読みます。3年前から使っているが(DeNAの)宮崎さんから『お前はまだ覚悟がないから、(かくごと読まず)おぼえさとるや』と言われて。覚悟ができるまでは、おぼえさとるで行きます」と上茶谷流の“覚悟”を披露した。【佐竹英治】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】上茶谷大河いきなりブルペン入りし捕手を座らせ41球「いい感じで投げられた」