佐々木朗希の起用法細心の注意を払う方針 先発ローテ6人制の導入検討 フリードマン編成部長
ロッテからポスティングシステムでドジャース移籍が決まった佐々木朗希投手(23)が22日(日本時間23日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見を行った。
大船渡高時代から6年間、佐々木のスカウトを継続してきたアンドリュー・フリードマン編成部長が、あらためて起用法に細心の注意を払う方針を明かした。ロッテ時代の実働4年間はフル稼働しておらず、故障回避の目的で先発ローテーション6人制の導入が検討されている。「我々にすれば、余裕を持ってローテを回すことは簡単なこと。それ(6人制)についてはアグレッシブだ」。
特に今季は、トミー・ジョン手術明けの大谷が「二刀流」で復帰する。その一方で、「翔平が2ウェイ選手なのでロースター管理はやりやすい」と、大谷の休養日を考慮。スネル、山本、グラスノー、佐々木に加え、ゴンソリン、メイらを含め、より間隔を空けて疲労回復を優先する考えを明かした。
その一方で、佐々木の年間イニング制限については「現時点では何とも言えない」と、今後の状態を見ながら対応していく姿勢も示した。昨季は、最終的に世界一に上り詰めたとはいえ、シーズン中には、山本、グラスノーら主力投手の大半が離脱を経験。結果的に救援陣の負担が増大したこともあり、投手陣全体の体調管理をより徹底することになりそうだ。