自主トレを公開しキャッチボールするオリックス平野佳(撮影・和賀正仁)

オリックス平野佳寿投手(40)が22日、大阪・舞洲の球団施設で室内キャッチボールなどの自主トレを公開した。3月に41歳の誕生日を迎える大ベテランは、今季パ・リーグ最年長。昨年は右肘痛、腰痛などの影響もあり、12試合登板と自己最少にとどまった。それだけに、復活へ今季にかける思いを強く訴えた。「今まで通りでいっていたら全然ダメなので。いろいろ試しながら。投げる球であったり、投げ方であったり。ちょっとずつ変えていきたい」と新境地にチャレンジしたい考えを明かした。

NPB通算250セーブに王手をかけている。05年の大学・社会人ドラフト同期である岸田監督が今季から率いる。「今までの監督と同じように、アピールして自分のポジションを勝ち取らないといけない。ずっと若い時から一緒にやってきた先輩なので、やっぱり岸田さんを、優勝して胴上げできたらいいなという思いは強い。頑張って監督を“漢(おとこ)”にできるように、手助けできたら」。2年ぶりのリーグ制覇と、3年ぶりの日本一奪回を目指すと誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】今季41歳平野佳寿「今まで通りでは全然ダメ」球もフォームも新境地に挑戦