C大阪の始動に臨む香川(25年1月9日撮影)

セレッソ大阪は22日、恒例の宮崎市で2次キャンプをスタートさせた。午前に空路で現地入りし、午後に練習を開始。2月2日に打ち上げる12日間の日程で、公開される対外試合(練習試合)は2試合の予定だ。

チームは1月11日からタイで1次キャンプを行い、20日に帰国したばかり。1日のオフをはさみ、宮崎に舞台を移した。

メンバーは、けが明けのMF平野佑一(27)は引き続き不参加で、始動日から同行していたユースのGKイシボウ拳(17)もひとまず、チームから離れた。総勢28選手に加え、メンバーが不足する場合は、現地の大学生らが参加する可能性もある。

アーサー・パパス新監督(44)の攻撃的なサッカーは徐々に浸透しているが、24日に初めて行う対外試合でどう実践できるか。選手らは、オーストラリア人の新指揮官のことを全員が「ボス」と呼び、互いにリスペクトしながら距離は縮まっている。

今季の主将はまだ決定していない。タイでは昨季の副主将だったDF西尾隆矢(23)やDF進藤亮佑(28)、大ベテランのGKキム・ジンヒョン(37)、MF香川真司、MF奥埜博亮(ともに35)らが中心となり、チームをまとめた。

J2ベガルタ仙台での期限付き移籍から約3年ぶりに復帰したFW中島元彦(25)は、開幕先発が期待される日本人のエース候補。

クラブの公式ユーチューブを通じて「このチームのために帰ってきたし、やるべきことがあるからこそ戻ってきた。リーグ戦でいい結果を残したい。セレッソを引っ張っていけるように、プレーで見せていく」と意気込んでいる。

大阪での練習再開は2月5日の予定。同14日のJ1開幕ガンバ大阪戦(パナスタ)に向け、新生C大阪が急ピッチで仕上げていく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】宮崎2次キャンプ開始 「ボス」と呼ばれるパパス新監督の初対外試合は24日に予定