大谷翔平、イチロー氏の米野球殿堂入り祝福 苦しんだ18年には「ユンケルもらって帰ってきた」
ドジャース大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、自身のインスタグラムで米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)を祝福した。
イチロー氏の殿堂入りを伝えるMLB公式インスタグラムの2つの投稿を続けて引用。1人だけ同氏に投票しなかったが、得票率99・7%で、アジア出身選手としては初の殿堂入りとなった。
大谷はエンゼルス移籍直後の18年、イチロー氏を頼る場面があった。オープン戦で投手として2試合で9失点、打者としても32打数4安打の成績。NHK「大谷翔平とドジャース“世界一”の舞台裏」では、当時の大谷が「あんまり人に相談するの好きじゃなくて。普段あんまりコーチの人と話したりとかっていうのはしないんですけど、ましてやイチローさんに話を聞くなんていうのは、あってはならないというか。僕ぐらいの選手がいいのかなっていうのがあったんですけど」とちゅうちょしたがアドバイスを求めた。
続けて「技術的なこともすごい話をしたんですけど。その時に言われてすごい『ああっ』と思ったのは、自分の才能というか、やってきたこととか、自分の持ってるポテンシャルとか、そういうのをもっと信じた方がいいよっていう。自分が欲しかった言葉だったんじゃないかなとは思うので。最後ユンケルもらって帰ってきました」と話していた。