【阪神】藤川監督「選手は課題に没頭 チームとしては凡事徹底」キャンプのテーマ/一問一答
キャンプでも球児流! 阪神は21日、兵庫・西宮市内で首脳陣のスタッフ会議を開き、2月の春季キャンプのメンバーを発表した。高卒2年目の山田脩也内野手(19)、同3年目の井坪陽生外野手(19)を始め、中川勇斗捕手(20)、高寺望夢内野手(22)と若手を主力が集まる宜野座組に抜てき。複数ポジションの練習をさせる方針を明かし、また1、2軍の呼び方を撤廃し「宜野座(ぎのざ)組」「具志川(ぐしかわ)組」の呼称となること決まった。阪神藤川監督一問一答は以下の通り。
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-スタッフ会議で伝えたことは
「選手はすごく準備をしながら今やってますけど、我々も早く準備を整えて2月1日を迎えないといけないというところで、一丸になっていきましょうということは伝えました」
-秋季キャンプは「没頭」がテーマ。春季キャンプのテーマは
「『没頭』は継続ですね。2月はチームプレーもあるんですけど、まだまだレギュラーの選手だったり、やりたいことをたくさん、課題を持っている選手がいますから、そこを没頭してもらって、チームとしては『凡事徹底』を今度は掲げてやっていきたいなと思っています」
-当たり前のことをしっかりやるということ
「もちろんそうですね。開幕が近づけば近づくほど、リスクを管理しなければいけませんし、まだまだ若い選手には、2月はチャンスですけれど、細かいところをしっかり見るようにとコーチにも伝えていますから」
-ドラフト1位の伊原は先日、焦らせないためにも具志川スタートを検討していると
「1月は寒いから、ゆっくり見守りますと言ったんです。その通り、ゆっくり仕上げてくれて、2月入っても油断はできないですけど、現状では僕の思っている通り、ゆっくり、じっくり仕上げて来てくれているなというところです。あの時は1月の話をしていたつもりです」
-複数ポジションを守らせる方針は、佐藤輝らにはこれから話をするのか
「チーム方針ですから。個人方針ではないですから。チーム方針に関しては従ってもらいます。それがチームです。個人でどんな打撃練習をするとかいうのはもちろん構いませんが、2月はもう組織ですから、チームで動くので。それがチームです」