合同スタッフ会議を終えた藤川監督は取材を受ける(撮影・上田博志)

キャンプでも球児流! 阪神は21日、兵庫・西宮市内で首脳陣のスタッフ会議を開き、2月の春季キャンプのメンバーを発表した。高卒2年目の山田脩也内野手(19)、同3年目の井坪陽生外野手(19)を始め、中川勇斗捕手(20)、高寺望夢内野手(22)と若手を主力が集まる宜野座組に抜てき。複数ポジションの練習をさせる方針を明かし、また1、2軍の呼び方を撤廃し「宜野座(ぎのざ)組」「具志川(ぐしかわ)組」の呼称となること決まった。

   ◇   ◇   ◇

藤川監督の独自色は細部におよんだ。「1軍・2軍」の呼称をやめ「宜野座キャンプ」「具志川キャンプ」とした。指揮官は「すごく距離が近い。タイミングをみて動きがフレキシブルになる」と1、2軍の間の垣根を低くしたい意図があると説明。また具志川組の岩崎、島本、原口、糸原のベテラン勢について「宿舎は我々と同じ。キャリアをリスペクトする」とホテルは1軍待遇とすることを明言した。

▽阪神藤本総合コーチ 具志川組が必要でないという言い方ではなく、まずはこのメンバーで。前半、もちろん入れ替えもありますから。見てみたい選手もまだまだ何人かいる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】球児流キャンプ!「1・2軍」の呼称撤廃 調整組ベテランのホテルは「1軍」待遇