【巨人】阿部慎之助監督、リクエストで“第三者”の判定導入を提案「記録員もありじゃないかな」
巨人阿部慎之助監督(45)が12球団監督会議で“第三者”の判定導入を提案した。議題を終えて最終盤のフリートークで「リクエストの検証もね、第三者機関を入れた方がいいんじゃないかっていうのをね。将来的に」と持論を展開した。
現行ルールでは試合を裁いている審判団が当該シーンの映像を見返す、いわば“リプレー検証”で判定する。阿部監督の提案は審判団とは別に、記録員や専門スタッフにリクエストの判定を委ねるというもの。「(今は)アンパイアだけで判断してるんで。例えば記録員を入れるとかっていうのもありじゃないかなと思う」と、温めていたアイデアを披露した。
メリットとしては審判の負担軽減もある。正確なジャッジで試合を進行することが大命題。だからこそ「多分、審判の人たちも、助けられる時もあるかもしれないしね」と話した。むろん、すぐに採用されるとは思っていない。「あくまでも俺の勝手な意見だから。将来的にでいいので、検討していただければっていうお話はさせてもらいました」と連盟に要望したことを明かした。メジャーでは、ニューヨークにあるオペレーションセンターで試合映像を一括管理し、判定員がジャッジしている。【為田聡史】