【楽天】ドラ5吉納翼、右目「翼状片」切除手術明かす「一番もったいない」昨オフには巨人丸も
1軍キャンプへ視界良好だ。楽天ドラフト5位の吉納翼外野手(22=早大)が20日、新人合同自主トレに参加。帰省した年末に右目の「翼状片」切除手術を受けたことを明かした。
白目の表面を覆う半透明の膜である結膜が、目頭から黒目に三角形状に入り込んでくる病気。現在も充血した状態だが「もともと視力も悪くないですし、手術してからも見え方は変わってない」。プレーに支障がないことを強調した。
かねて充血がひどかったが、痛みやゴロゴロするなどの違和感はなく「気にせずやっちゃってた」。球団のメディカルチェックで専門家に相談し、悪化する前に手術を勧められたという。紫外線対策で屋外に長時間いる際はサングラスを欠かさず着用。「目が大事なので。これからより一層、けがとかじゃない分、体ができるのに目のせいで何もできないのが一番もったいない」とケアを続ける。
同じ右投げ左打ちの強打者という共通点がある巨人丸も昨オフに「翼状片」を切除した。吉納は「(丸のような)球界を背負える選手になりたいし、外野手は打ってなんぼと言われてるので、通年ずっと出続けてるのはほんとにすごい。自分もそういう選手になりたい」。キャンプは1軍スタート。これまで以上に目に気を配り、自慢の猛打でアピールする。【山田愛斗】