2得点でMVPのレアルFWエムバペ「首位に立ったのでリーグ優勝は自分たち次第だ」
レアル・マドリードのフランス代表FWエムバペ(26)がラス・パルマス戦後、「首位に立ったのでリーグ優勝は自分たち次第」と明言した。
エムバペは19日にホームで行われたスペインリーグ第20節ラスパルマス戦で先発出場した。開始1分に先制点を奪われる厳しい展開の中、序盤から素晴らしい動きを見せ、前半18分にPKで同点にすると、同36分に3点目を記録。4-1で勝利し、首位に立ったチームに大きく貢献し、マッチMVPに輝いた。エムバペが試合後に受けたインタビューのもようをスペイン紙アスが伝えている。
エムバペはまずラスパルマス戦について、「昨日、アトレチコとバルセロナがどうなったかを分かっていたので、今日は僕たちにとって重要な試合だった。勝ちたかったし勝つことができた。40秒で失点し、スタートは悪かったけど、チームのリアクションは最高だったよ。前に向かい、速く、スペースを攻撃し、クオリティーの高いプレーをして、多くのゴールを決めることができた。今日、Rマドリードのサポーターは皆、楽しめたと思う。首位に立ったので幸せだよ」と喜びをあらわにした。
続いてチーム状態について、「チームのリアクションに誇りを感じている。スペイン・スーパーカップ決勝で負けたのは辛かったし、国王杯はいいプレーをしていたにもかかわらず、ミスが出て延長戦に突入してしまった。でも僕たちには勝つだけの力があった。そして今日、非常に重要な試合をものにすることができた。僕たちは首位に立ったのでリーグ優勝は自分たち次第だ」と自信をうかがわせた。
また、1年1カ月ぶりに戦列復帰したDFアラバについて、「信じられないほど素晴らしいことだ。彼のことは対戦相手として知っていた。本当に偉大な選手だよ。あんなにも長い時間ピッチを離れていたのは大変なことだったけど帰ってきた。彼は素晴らしいクオリティーを備えているので、皆が本当に喜んでいる。それは最後の20分間見れば分かるはずだ。今後、僕たちにとって間違いなく重要な選手になるはずだ」と言及した。
(高橋智行通信員)