ノックを受けるロッテドラフト6位立松(撮影・足立雅史)

ロッテのドラフト6位・立松由宇内野手(25=日本生命)が19日、新人合同自主トレに参加した。

この日はノックや投内連係、室内練習場では打撃練習をおこなった。「特別痛いところもなく、体も締まりつつで、目標にしていた体重も増えて、すごい順調には来てる」とここまでの練習を振り返った。入団後に藤代高校の先輩にあたる美馬学投手(38)にもあいさつしたことを明かし、「大先輩で、存在も昔から知ってたので、身が引き締まって緊張しました」と話した。

グラブはキャッチャーミット、内野用、外野用、ファーストミットの4つを持参。「どこにチャンスがあるかわからないんで、そのチャンスを1つ1つ逃さないように拾っていければいいなとは思います」と与えられた場所を全力で全うする。

キャンプでは捕手の練習が多くなる予定で、約3年ぶりに本格的に捕手復帰となる。この日もブルペンで同期のドラフト3位・一條力真投手(21=東洋大)の立ち投げでのボールを30球受けた。「社会人野球の選手は全部うまくやっていくピッチャーが多いんで、ああいう真っすぐで押してくるタイプはあんまりいなかった。久々に良いまっすぐ見たなっていう感覚にはなってます」と新鮮さがあった。

千葉県松戸市出身のルーキーへの期待は大きい。「地元の友達とかの話を聞いてても、周りで応援してる人いっぱいいるって話も聞くので、その応援に、期待に応えられるように。ひたすら好きな野球を仕事にできてるんで、思いっきり楽しみたい」と充実の1年目にする。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】ドラ6立松由宇はグラブ4種類持参で「チャンスを逃さず拾う」与えられた場所を全力で