【ヤクルト】アカデミーコーチたちが神宮で野球教室 小学生20人がキャッチボールなど楽しむ

神宮球場で行われた野球教室には昨年7月に始球式を務めた吉次楽さんの姿もあった（撮影・平山連）

ヤクルトのアカデミーコーチたちが19日、東京・明治神宮野球場で野球教室を行った。

キャッチボール、ティー、ベースランニング、ストラックアウトの体験会を実施。晴れ渡った青空の下、野球を楽しむ子どもたちの陽気な声がグラウンド内の至るところから響き渡った。

株式会社オープンハウスグループが主催。企業姿勢である「挑戦する人や組織を応援する」を目的に、障害のある子供たちに野球を楽しむ機会をつくろうと「第1回O－EN KIDSチャレンジ－野球アカデミーsupported by OPEN HOUSE」として企画した。

この日は小学生20人が参加し、4年生の渡辺大翔さんは「スラックアウトがめっちゃ楽しかった」と満面の笑みを見せた。昨年7月19日のヤクルトーDeNA戦（神宮）で始球式を務めた2年生の吉次学（がく）さんも参加し、半年ぶりの神宮のグラウンドに足を踏み入れ「バッティングが楽しかった」と興奮が止まらない様子だった。

同アカデミーの度会博文ヘッドコーチは「子どもたちが楽しくやっている姿を見ると、僕らも元気をもらえる。これをきっかけに野球を続けてくれたら」と願っていた。