報道陣に話す北川2軍打撃コーチ(撮影・上山淳一)

阪神北川2軍打撃チーフコーチが震災当時の状況を振り返り、後輩たちへの思いを明かした。自身は新人時代に被災。「寝ていたらいきなりドンっという感覚で縦揺れが起こった。体が紙相撲のようで、もう手で体を抑えるのに必死でした」。地震の影響でライフラインも困窮したという。「水道が止まっていた。当然お風呂も入れなかったです」。当時壮絶な体験をしたからこそ後輩たちへ伝えたい思いがある。「野球で笑顔を届ける。常にそういう気持ちを持って、今の選手たちには毎試合臨んでほしい」と願った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】北川2軍コーチ「体が紙相撲のようで」震災当時の状況振り返り、後輩たちへの思い明かす