ヤクルトにFA移籍した茂木の人的補償で加入し入団会見を行った楽天小森(撮影・山田愛斗)

楽天小森航大郎内野手(21)が新天地で新境地にチャレンジする。本職は遊撃だが、石井GMは万能選手として育てる意向で外野起用も想定している。小森は「(外野は)本当に未知なんで。自分の努力次第ですし、できて当たり前と言われるのがプロ野球。皆さんに見せても恥じないようなプレーができて、それにプラスアルファで自分の色をつけていきたい」。外野でプレーするのは肘を痛め、左翼で出場した小学生の時以来。自身の可能性を広げるチャンスだ。

内外野守れる俊足の選手といえば、ソフトバンク周東が代表格。昨季イースタン・リーグで24盗塁し、盗塁王に輝いた若武者は「どこでも守れて、なおかつチームとして必ず必要とされるような選手になっていきたい」と力を込めた。

プロ4年目は勝負の年と位置づける。俊足に加えて、パンチ力のある打撃もアピールする。「野球に取り組む姿勢は誰にも負けたくない。しっかり野球を楽しんで、その中で責任を持ってやらないといけない年になってくると思う。ワンプレー、ワンプレー、自覚を持ってやりたい」。加入1年目から走攻守で躍動し、チームに欠かせないピースとなる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】小森航大郎「どこでも守れてチームに必要とされる選手に」本職遊撃も外野起用に意気込む