神戸山田海斗(2024年10月18日撮影)

ヴィッセル神戸は17日、米メジャーリーグサッカー(MLS)のシアトル・サウンダースとパートナーシップを締結したと発表した。同時に、今季神戸U-18からトップチームに昇格したU-18日本代表DF山田海斗(18)が、シアトルのセカンドチームであるタコマ・ディファイアンスに期限付き移籍することも発表した。移籍期間は25シーズン終了まで。

パートナーシップの内容は以下の4点。「文化交流と若手育成における新たな機会の創出」、「親善試合やユースキャンプ、共同チャリティーイベントを通じた地域間の取り組み」、「デジタルエンゲージメントの強化と両都市間のファン交流の促進」、「アジアとアメリカを結ぶ架け橋として、両クラブのブランド価値向上」とされている。

今回の締結について神戸の千布勇気社長(39)は「スポーツとビジネスの両面での取り組みであり、今後は移籍や選手育成の強化をはじめ、若手選手の成長機会の創出、スカウティングやデータ共有を通じて才能ある選手の発掘と育成を推進していくなど、多様な連係を深めていこうと考えております。また、アジアとアメリカを結ぶ架け橋として、両クラブのブランド価値向上にも力を入れていきます」とコメントを発表した。

期限付き移籍する山田もクラブを通じてコメントを発表。「アメリカでプレーできることは、今からとても楽しみです。自分自身、まだまだ課題が多い中で神戸の中心選手になるために力をつけて帰ってきたいと思います」と成長を誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】MLSシアトルとパートナーシップ締結 U18から昇格山田海斗の期限付き移籍も発表