新人合同自主トレを視察した日本ハム稲葉2軍監督(撮影・黒須亮)

日本ハム稲葉篤紀2軍監督(52)が17日、千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレを視察し、ドラフト1位の柴田獅子投手(18=福岡大大濠)のスイングを絶賛した。

柴田は投手のほかに内外野を守れ、あらゆる可能性を秘める逸材。この日は内野手用のグラブでノックを受け、ティー打撃やハーフ打撃を軽く打ち込んだ。稲葉2軍監督は柴田の打撃を初めて見た。

感想を問われると「良いんじゃない? ちょっと翔平っぽくない? なんか雰囲気が。ボールを運んで打つタイプ」と、ドジャース大谷翔平投手(30)の名を自ら挙げた。さらに「スイングの軌道が翔平っぽいなっていうのは感じて。柔らかさもあるし。逆方向にも飛ばしそうじゃないですか。翔平もそうだったけど、やっぱりアイツもセンターから逆方向にホームラン打ってるし。なんかそういう感じがした」と、打者として高校通算19本塁打の柴田を大絶賛した。

今後の育成プランにも言及。まずは2軍で土台作りとなる見込みで「いろんな可能性を今見つけようとしてる。まだどこがいいとか、何がいいとかを絞らず、まずは体(作り)をしっかり。ショートをやりながらピッチャーっていう可能性もあるし」と語った。最後に「新しいのできたらいいんじゃないですか。二刀流っていうのをみんながやり始めてるので。柴田くんにしかできない、いろんなことができたら、また新たな道になるじゃないですか」と、野球界のパイオニアへの成長を期待した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】「ちょっと翔平っぽくない?」稲葉2軍監督、ドラ1柴田獅子のスイング大絶賛