【楽天】台湾出身の蕭斉、同学年ソフト張峻瑋 、オリ陳睦衡と対戦熱望「試合できるのは楽しみ」
楽天育成の蕭斉(シャオ・チ)投手(19)が、同郷対決を心待ちにした。16日、仙台市内で24年ドラフト組の7人とともに新人合同自主トレに参加。キャッチボール、ゴロ捕球などのメニューをこなした。
昨年11月に入団した台湾出身の最速152キロ右腕は「チームメートはみんな優しいので、コミュニケーションを取れてますし、特に慣れない部分はあまりないんですけど、あとは寒さに慣れたらいいなとは考えてます」。身長が197センチあり、寮のベッドは若干足がはみ出してしまうというが「そんなに困ることはなく、よく寝られてます」と笑った。
ドラフト6位の陽柏翔(ヨウ・ボウシャン)内野手(20)は同郷で1学年先輩にあたる。「やっぱり同郷の先輩でもあるし、台湾なりの冗談とかも言えるので、そこが本当に心の支えになってると思います」。異国で生活する上で大きな存在だ。
一方で故郷を離れる寂しさはなかったという。なぜなら同学年で親交があるソフトバンク育成の張峻瑋(チャン・ジュンウェイ)投手(19)、オリックス育成の陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(18)が、同じタイミングで日本にやってきたからだ。「みんなと一緒に戦えるというか、日本の野球を勉強できるというか、試合ができるのは楽しみの方が多いですね」と力を込めた。