新人合同自主トレでキャッチボールするロッテドラフト4位の坂井(撮影・佐瀬百合子)

ロッテのドラフト4位・坂井遼投手(18=関東第一)が15日、新人合同自主トレ第2クール初日に挑んだ。

昨年9月のU18では発熱の影響で体重が68キロまで落ちたが、現在は84キロに到達。すくすく成長中の最速151キロ右腕は「目標は高く、170キロ、169キロ投げたい」と持ち味の速球に磨きをかける。

寮のご飯ではサーロインステーキがお気に入り。「熱々の状態で出てくるんですよ」と感動している。朝風呂も日課で「お風呂も熱々なんですよ」と朝一番から気持ちの良い温度でお湯が張られている環境にも感謝。

新人選手9人中、高校生は3人。同僚の大半が年上にあたるが、「良い人たちです。大人なので、すごく良くしてもらってます」と、なじんでいる。

高卒1年目の右腕は、しばらくブルペン入りの予定はない。「悲しい。結構投げたいタイプなので」と本格的に投げたい気持ちもあるが「ここをやっていかないと。もう遊びじゃないので」とプロとしての自覚も芽生え、まずはケガなく新人合同自主トレを完走する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】ドラ4坂井遼「悲しい」ブルペン予定なく我慢「投げたい」けど「遊びじゃないので…」