別目乳調整するG大阪FW宇佐美貴史(撮影・永田淳)

ガンバ大阪は15日、大阪・吹田市内の練習場で公開練習を行った。

17日から始まる沖縄キャンプ前では最後のトレーニングでは、ボール回しなどの後に10対10のゲーム形式も行った。

昨年11月の天皇杯決勝前に右もも裏の肉離れで離脱したFW宇佐美貴史(32)は、この日まで別メニュー調整となったが、沖縄キャンプから徐々に練習に加わる意欲を見せた。

宇佐美はキャンプでの合流について「最初は部分的に入っていく予定。MRIでの検査も問題なかったので、もう大丈夫です」と話し、2月14日に行われるセレッソ大阪との開幕戦に向けて状態を上げていくつもり。「コンディションを上げるのと、チームの状態を上げていきたい」とキャンプでの狙いを口にした。

新加入選手が加わったチームには物足りない部分も感じている様子。「まだ中に入っているわけではなく、外からの印象だけど、ちょっと物静かな感じはあるかなと思う。空気はもうちょっと良くしたい」とし、自身が練習に加わることで、さらに盛り上げていく考えを語った。

昨季は主将としてリーグ4位、天皇杯ファイナリストと躍進したG大阪をけん引。自身9年ぶり3度目のベストイレブンにも輝いたエースは、自らも合流する沖縄キャンプでチームを1段階引き上げる。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【G大阪】別調整続いた宇佐美貴史が沖縄キャンプで合流へ 昨季の肉離れから復帰