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6日(日本時間7日)に37歳で急死した元オリオールズのブライアン・マティス元投手の死因が、薬物の過剰摂取だった可能性が高いと14日(日本時間15日)、地元メディア「ボルティモア・バナー」が報じた。

同メディアが入手した警察の報告書によると、マティスさんは自宅のソファであおむけになり、口には白い物質を含み、手の近くの床にはアルミホイルとライター、ストローが落ちていたという。マティスさんと連絡が取れなくなった母親が自宅を訪れ、トイレの窓から中に入り遺体を見つけた。警察によると目立った外傷はなく、犯罪の形跡もなかったという。

左投げのマティスさんは08年にサンディエゴ大からドラフト1巡目(全体4位)で指名されオリオールズに入団。上原浩治氏の同期として09年にデビューし、10年には10勝をマーク。16年途中にカブスに移籍するまでオリオールズで活躍した。

メジャーでは8年間で通算280試合に登板し27勝41敗、39ホールド、防御率4・92。16年にカブスに所属した後はダイヤモンドバックス傘下、メキシカンリーグ、米独立リーグでプレーし、19年を最後に現役から退いていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 37歳で急死の元オリオールズ左腕、薬物の過剰摂取か 死因めぐり米メディア報道