スタッフミーティングを終え取材対応するDeNA三浦監督(撮影・野上伸悟)

日本シリーズ王者が“ディフェンス強化”で盤石の態勢を整える。DeNA三浦大輔監督(51)が14日、スタッフミーティングに出席。2月1日から始まる春季キャンプのテーマについて「守備力というところ。守り切れたからこそより打線が生きたポストシーズンでしたから。リーグでもそういう戦い方をするための準備です」と掲げた。

弱点を補強し、長所を伸ばして常勝チームを形作る。強力打線が持ち味だが、昨季のリーグ戦はチーム防御率がリーグワースト2位の3・07、12球団ワーストの96失策と弱点になった。それでもCSでは5試合連続無失策とロースコアゲームでも勝ちきるまでに成長。「ああいう戦いができたのは事実。リーグ優勝はもっと長丁場でしんどいですから」と方針を定めた。

ディフェンス強化のために、即戦力ルーキーも見極める。ドラフト1位竹田祐投手(25=三菱重工West)、同2位篠木健太郎投手(22=法大)、同3位加藤響内野手(22=四国IL・徳島)、同4位若松尚輝投手(24=四国IL・高知)が牧や東らとともにA班の沖縄・宜野湾キャンプ参加予定。指揮官は「全てが初めてのことなので、ケガしないでやってもらえれば」と願った。穴のない常勝軍団の骨格を作り上げる。【小早川宗一郎】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】ルーキー1位から4位まで宜野湾キャンプへ テーマは「ディフェンス強化」