バルセロナDFアラウホ(撮影・PIKO=2020年)

バルセロナがウルグアイ代表DFアラウホ(25)に届いたユベントスからのオファーを拒否したとスペイン紙マルカが12日に報じた。

アラウホは昨夏の南米選手戦で右足ハムストリング腱(けん)を負傷した後、長期離脱を余儀なくされたが、今月4日の国王杯3回戦バルバストロ戦で約半年ぶりに出場した。久々の戦列復帰を果たしたばかりであるものの、アラウホは今冬の移籍市場で退団を希望しているとのことだ。

すでにアラウホの代理人がチーム探しを始めており、欧州のビッグクラブが興味を示しているという。その中でユベントスが最初に動き、移籍金3500万ユーロ(約56億円)のオファーを提示したという。しかし、バルセロナはおそらく7000万ユーロ(約112億円)~8000万ユーロ(約128億円)でなければ売却に応じるつもりはないため拒否したと同紙は伝えている。

これを受け、ユベントスは5000万ユーロ(約80億円)まで値上げることを検討しているとのことだ。その他、アーセナルが近々オファーを出す可能性があるという。

また、バルセロナは今季最初のタイトルがかかるスペイン・スーパーカップ決勝レアル・マドリード戦直前の重要な時期に、このような情報が出たことに不快感を示しているとのことだ。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 バルセロナがDFアラウホに対するユベントスの移籍金56億円オファーを拒否 現地紙報道