【DeNA】“ゆるふわ”ドラ2篠木健太郎「近づけるよう」レジェンド先輩と同じ番号つけ背中追う
“ギャップ萌え右腕”がレジェンド先輩の背中を追いかける。DeNAドラフト2位篠木健太郎投手(22=法大)が9日、新人合同自主トレ2日目に参加。背番号30のブルーのゼッケンを背負ってプロ野球選手として歩み始めた。
法大の大先輩の江川卓氏(69)が巨人時代につけていた番号で、前任者も法大の先輩だった三浦銀二投手(25)。「偉大な先輩方に少しでも近づけるように1日1日大切に頑張っていきたい。(江川氏は)空振り、ファウルを取れるストレートがある。僕も強いボールを投げたいと思ってますし、少しでも江川さんに近づけるように頑張りたい」と憧れを抱いた。
マウンド上では気迫と野性味あふれるスタイルだが普段はやや“ゆるふわ”な口調が特徴的。同期入団の新人仲間にもすでに二面性を見抜かれており、初対面では「話しかけられないやつかと思った」と身構えられたが、口調や優しそうな雰囲気からすっかり砕けた間柄になった。篠木は「今は(普通に)話せているので良かったなと思います」と柔らかな口調で笑った。ギャップが魅力の最速157キロ右腕が、プロの舞台で偉大なレジェンドばりの剛速球を見せつける。【小早川宗一郎】