【巨人】ドラ１石塚裕惺「焦ることなくだけど着実に進んでいけるように」恩師の言葉を胸に入寮

入寮し持ち込んだ寝具を手にする巨人ドラフト1位の石塚（撮影・江口和貴）

巨人ドラフト1位の石塚裕惺内野手（18＝花咲徳栄）が8日、川崎市のジャイアンツ寮に入寮した。「すごく楽しみしていた日だったので、やっときたかという、そういう思いです」と目を輝かせた。

年末年始は、花咲徳栄のグラウンドや実家近くで体を動かした。「新人合同自主トレ、キャンプでアピールするために、やれることはやってきたつもり」と鼻息は荒い。

睡眠を重要視する。「いいマットレスでより質のいい睡眠をと思って。いいものを準備してきました」と、寝具メーカー西川のマットレスを持参。「大谷翔平さんが使ってるマットレスを今回持ってきて。超一流のスポーツ選手も睡眠は大事にされているので、簡単にまねできるところ」と話した。

恩師からのプレゼントも大切にする。入寮に際して花咲徳栄・岩井隆監督（54）から「1歩1歩」と書かれたマグカップをもらった。「自分が目指してるところに焦ることなく、だけど着実に進んでいけるようにっていう意味が込められた言葉。1年目はその言葉を大事に」。恩師からの言葉を胸に、スタートラインに立った。