年賀会であいさつする阪神藤川監督(撮影・前田充)

ニュー猛虎打線は4番森下! 阪神藤川球児監督(44)が6日、初めて25年の打順構想を語った。球団の年賀式に出席し決意表明を終えると、今季の打線について言及。4番に森下翔太外野手(24)を置き、精神的な柱でもある大山悠輔内野手(30)を5番に据えるプランを明かした。1番には不動のリードオフマン近本光司外野手(30)、そして3番には佐藤輝明内野手(25)。新生クリーンアップでリーグ王座奪還へ船出する。

藤川監督の一問一答は以下の通り。

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-監督として迎える初めての年末年始は

「非常にたくさん寝させていただきました。やはり、監督としての動きをしていると、11月、12月だけでも疲労はあったので、いいトレーニングをしたと思って。ウエートトレーニングをした後の休養みたいな感じで、年末年始からすごく寝ていましたね」

-粟井球団社長のあいさつがあったが、考えは同じだったか

「僕の場合は44歳というところがあって、年齢が上の方もたくさんいらっしゃる。あくまで自分が指揮を執るので、みんなについてきてもらわないといけない。船頭が多くなりすぎないようにというのは心がけたいですね。初日から練習に来ている選手もいて。非常に頼もしく映った。今日は、近本に会えたので。この1月の最初の日に来るんだなと、本当に心強いし。希望に満ちあふれた最初の1日だったなと思いました。新年初めましての一言を話したのが彼だったので、やってくれるんじゃないかなと、すごく楽しみに思っています」

-ファンに向けて

「皆さまにとって本当に明るい、兆しの見えるような(球団)90年目を迎えたいと思って準備もしてきましたから、なんとか日々、1歩ずつですけど、成長できるようなチームにしていきます。ぜひ日々、楽しみながら、喜怒哀楽を前面に感じながら、タイガースを応援していただけたらな、と思います。みなさんの健康を祈る1年にさせてほしいと思います」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川監督、新年最初に会った選手は「やってくれるんじゃないかなと、すごく楽しみ」