東京・八王子市内の創価大グラウンドで自主トレを行い今年の目標「壊」を記した色紙を手に持つ巨人・門脇(撮影・佐瀬百合子)

プロ3年目を迎える巨人門脇誠内野手(23)が3日、東京・八王子市内の母校創価大グラウンドで自主トレを行った。

約2時間。同校OBのヤクルト小川、ロッテ石川柊、日本ハム田中正とキャッチボールなどで汗を流した。

今年の目標を、達筆な文字で色紙に「壊」と記した。「今までの考えを打ち壊すくらいの勢いで」と、これまでの常識にとらわれず気持ちを新たにする。

自身について、私生活と野球が連動するタイプだと話す。「本当はつなげたくないんですけど、やるべきことをしっかりやって体調を壊さないように」とすべてのベースとなる健康を第一に、変化を取り入れていく。

年末年始で、良いリフレッシュができた。大みそかは年末の実感が湧かぬまま、自宅で1人で年を越した。「あ、越した。寝るかみたいな(笑い)」。たっぷりと睡眠を取り、母校が出場した駅伝を見て、食べ歩きに出かけた。自身のインスタグラムで、イチゴあめを食べている写真をアップ。「友達の若林くんに撮ってもらいました」と、つかの間の息抜きを楽しんだ。

昨季は129試合に出場したが、打率は2割4分3厘と満足のいく結果ではなかった。今年はもっと大胆にいける。新年早々「シンプルに強気に攻めよう」と、力強いまなざしで宣言した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】門脇誠は「壊」を掲げる「今までの考えを打ち壊すくらいの勢いで」