【高校サッカー】大分鶴崎MF志賀杏陸主将「この中から将来の日本代表誕生を」/選手宣誓全文
<全国高校サッカー選手権>◇28日◇開会式◇国立競技場
大分鶴崎MF志賀杏陸(あんり)主将(3年)が48校の代表として力強く選手宣誓を務めた。
全文は以下の通り。
「私たち代表校48校は、103回目の開催となる歴史と伝統ある全国高等学校サッカー選手権大会に出場できることを大変うれしく思います。今年は7月から9月にかけて、パリでオリンピックとパリパラリンピックが開催されました。出場する全ての選手が、最後まで諦めずに代表選手としてのプライドを持ち、全力でプレーする姿に心を打たれました。また、森保一監督率いる日本代表が、ワールドカップアジア最終予選で現在、快進撃を続けています。この選手権大会に出場する選手の中から将来、日本代表のユニホームに袖を通し、活躍する選手が誕生することを信じています。そして今日、ここに立ちたかった仲間、地区大会で涙を流している仲間がたくさんいます。私たちはその仲間たちの思いを受け、郷土の代表として今、国立競技場に立っています。その代表としての誇りと責任感を持って大会に臨みます。高校3年間、サッカーを続けて、うまくいかない日も何度も経験してきました。そんな日は焦らず、腐らず、怠らずに常に前を向き、たまに訪れるうまく行く日には、保護者の方々をはじめ、今まで支えてくださった全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに過ごしてきました。今までやってきたことを信じ、自分を信じ、仲間を信じ、終了の笛が鳴るまで全力でプレーすることをここに誓います」