【西武】西口監督「2軍でやっていることを1軍でできるか」蛭間拓哉と長谷川信哉の“殻破り”期待
出てこいレギュラー。
ファーム監督を務めた西口文也監督(52)だからこそ、若手の“殻破り”を願う。特に外野陣は依然、来季陣容が見えにくい。
西口監督は27日までに取材に応じ「蛭間も長谷川も2軍ではそこそこなのに、1軍で結果を出せてない。2軍でやっていることを1軍でできるか」と話した。
22年ドラフト1位の蛭間拓哉外野手(24)は63試合で打率2割2分、長谷川信哉外野手(22)は72試合で打率1割8分3厘と、今季はともにスタメン出場の機会も得ながら、首脳陣にアピールしきることができなかった。西口監督は「レギュラーは(遊撃の)源田だけ」と明言しており、当然外野も3枠空いている。
1年前とほぼ同じ状況なのが苦しいところ。ファームで好成績を出す2人を見てきた西口監督は「どうやってそこ(1、2軍)の壁を突破できるかってところだと思うので。もちろん投手の質とかは違っては来ますけど、(1軍でも)ある程度の打席はしっかり立ってるんでね、そのへんは本人たちも分かっていると思うんでね」と手厳しい。同時に「そういう選手が出てくれば、非常に面白くなってくるんじゃないかなと思います」と願っていた。【金子真仁】