【福島】Jリーグに4人目の「田中雄大」が誕生 これまでの3人はどんな選手?
J3福島ユナイテッドFCが24日、GK田中雄大(25)の獲得を発表しJリーグ史上4人目の「田中雄大」が誕生した。
これまでに登録された3人のうち1人は引退しているが、2人は現役。その3人を振り返る。
初めてJリーグに登録された田中雄大は、88年生まれで現在はヴィッセル神戸でスクールコーチを務めるレフティーDF。野洲高(滋賀)2年時に全国高校選手権で優勝。鹿児島実(鹿児島)との決勝では、今も伝説のゴールと語られる勝ち越し弾の起点となるサイドチェンジを蹴った。「野洲のロベカル」と話題となった後は、関西大をへて11年に川崎フロンターレに加入。同年8月24日の名古屋グランパス戦で初出場した。その後J2栃木SC、J2ガイナーレ鳥取、J2水戸ホーリーホックでプレーし、16年に神戸に移籍。17年から2シーズンは北海道コンサドーレ札幌に所属し19~20年のJ3ブラウブリッツ秋田で現役引退した。
2人目は95年生まれで、サンフレッチェ広島に所属するGK。青森山田高(青森)から桐蔭横浜大に進み、18年にJ3のSC相模原に加入した。18年4月のギラヴァンツ北九州戦でJデビューを飾ると、1年目から26試合に出場。2年目も26戦でゴールを守ると、20~22年には移籍先の秋田で正守護神を務めた。20年には1人目の田中雄大とチームメートとなった。23年には広島へ完全移籍。今季までリーグでの出場はないが、天皇杯やアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)でゴールを守った。
3人目はJ2ファジアーノ岡山でプレーする99年生まれのMF。桐光学園高(神奈川)から早稲田大で、22年に岡山に加入した。1年目のJ2開幕戦では初出場初ゴール。来季のJ1昇格を決めた今季も27試合3得点の結果を残した。