EAST HOPE対WEST DREAMS 4回裏WEST無死一塁、EAST5番手で登板する成田(撮影・森本幸一)

<ザ・ラストゲーム:EAST HOPES-WEST DREAMS>◇24日◇バンテリンドーム

ロッテとヤクルトでプレーした成田翔投手(26=全川崎クラブ)が、ピンチを切り抜けファンを沸かせた。

3-4の4回無死一塁から登板すると、1番の元中日平田に右前打、無死一、二塁から元阪神、日本ハムの江越の投ゴロで二塁経由の併殺を狙ったが悪送球となり、無死満塁とピンチを広げた。だが元阪神、西武の陽川を三ゴロで本塁封殺、元オリックスT-岡田を二ゴロ併殺に打ち取って、大ピンチを無失点で切り抜けた。

昨オフにヤクルトから戦力外通告。12球団トライアウトに参加したが、NPBからのオファーはなく、全川崎クラブでのプレーを決断した。「緊張しました。家族全員に感謝したい。8年間プロで野球をやらせて頂きありがとうございました」と感謝を口にした。

秋田商時代、15年夏の甲子園で8強入り。同年ドラフト3位指名でロッテに入団した。ロッテでは通算15試合の登板にとどまり、22年12月に現役ドラフトでヤクルトへ移籍。移籍1年目の23年に3登板で戦力外通告を受けた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ラストゲーム】元ロッテ、ヤクルトの成田翔がピンチ切り抜ける 現在は全川崎クラブでプレー