【南雄太引退試合】主役の南が土下座する事態が発生 その後、ウルトラレフティーの芸術弾

南雄太引退試合　ファンの歓声に応える、左から南、楢崎、川口（撮影・野上伸悟）

＜南雄太引退試合＞◇21日◇NACK5スタジアム

長くJリーグで活躍し、23年限りで引退したGK南雄太（45）の引退試合。

南が在籍したクラブでともにプレーした選手たちを中心にした「YUTA FRIENDS」と、ワールドユース、シドニー五輪世代を中心とした日本代表に関わる選手からなる「BLUE LEGENDS」の対戦。

前半14分にYUTA FRIENDSが先制し、主役の南が土下座する事態になった。

GK南が高い位置をとっていたところ、石川直宏が、ゴール左30メートル付近からふわりとしたロングシュート。

南はゴール前に戻るが間に合わず、ネットが揺れた。BLUE LEGENDSのDF中沢佑二と坪井慶介が南に激怒。南は土下座をする。

しかし、その南がおとりになり、ウルトラレフティーの芸術弾ですぐ同点に。

前半16分、BLUE LEGENDSは中村俊輔のFK弾。ゴール正面ペナルティーアーク付近でFKを獲得。キッカーの位置に南が立った。

南が蹴るふりをして、中村俊輔が左足を振り抜きネットを揺らした。