佐々木朗希めぐり、ロバーツ監督はかたくなに発言拒む 「怒られるから言えないよ」
ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指し去就が注目されている佐々木朗希投手(23)について、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)がかたくなに言及を拒んだと、ロサンゼルス・タイムズ電子版が20日付の記事で伝えた。
ロバーツ監督は19日(日本時間20日)にロサンゼルスのスタジオで、ドジャースファンで知られる俳優ブライアン・クランストン氏のインタビューを受けたという。その中で、クランストン氏が来季に向けての戦力強化について問うと、ロバーツ監督は「投手陣にブレーク・スネルが加わったのが一番大きい」とFAで獲得した先発左腕スネルに言及。同氏が「ササキは?」と突っ込むと、同監督は「それね。それについて、私は何も言えない」と返答し、さらに突っ込まれると「怒られるから言えないよ」と笑いながら言ったという。
ドジャースは佐々木の移籍先として米球界で本命視されている球団。アンドリュー・フリードマン編成本部長も佐々木獲得を目指すことに言及していた。だがロバーツ監督は昨オフ、FAとなっていた大谷翔平投手(30)の争奪戦中、交渉中の球団がその交渉過程について沈黙を続ける中で大谷と面談したことを暴露し、大きな注目を集めた。その経験から、今オフは沈黙を貫く意思を固めているようだ。