【侍ジャパン】新コーチに松田宣浩氏、能見篤史氏が就任 25年3月開催予定のオランダ代表戦から
侍ジャパンは20日、井端弘和監督(49)が率いるトップチームに松田宣浩氏(41)が野手総合コーチ、能見篤史氏(45)が投手コーチに就任することを発表した。26年3月のWBCでの2連覇とプレミア12で逃した世界一復権を見据えコーチを増員。新しく陣容に加わることになった。
松田氏は昨季まで巨人で現役選手として18年間プレーした。06年に入団したソフトバンクでは、選手層の厚いチーム状況の中、競争を勝ち抜き三塁手としてゴールデングラブ賞を歴代最多の8度受賞。ベストナインにも輝いた。リーグ優勝6度、日本一は7度経験。その間に、チームスローガンで使用された「熱男」を自身のパフォーマンスにして定着させた。
能見氏は阪神、オリックスでプレー。オリックスでの2年間は投手コーチを兼任した。先発、中継ぎいずれも経験があり、侍ジャパンではブルペン強化を期待され招聘(しょうへい)された。ともに選手として高い実績を持ち、侍ジャパンでもWBC出場経験がある。25年3月に予定している「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VSオランダ」から加わる。