自主トレを行い、キャッチボールで汗を流す巨人高橋礼(撮影・水谷京裕)

巨人高橋礼投手(29)が再会を心待ちにした。20日、川崎市・ジャイアンツ球場での自主トレ後に取材に応じ、ソフトバンクからFA移籍した甲斐拓也捕手(32)について言及。「他のキャッチャーとは違った信頼みたいなものがあるので。そこはもう本当にいろんな話をして、自分のより良いピッチングにつなげていけたら」と歓迎した。

ソフトバンク時代の18年から23年の6シーズン一緒にプレー。「結構悩んでるじゃないけど、考えてるっていうのは知ってたので。どうなるかなと」と、甲斐が来季のプレー先を熟考している際に、何度か電話でやりとりしたことを明かした。17日に巨人との契約合意が発表され「ホークスの最後2、3年は納得いくパフォーマンスっていうのは出せなかったですし。それで、ジャイアンツ来ていろいろ状況が変わったりとか、今年勝てた部分もあるので。それも加味しながら、今の自分と今のタクさんっていうのをきっちりすり合わせていきたいなと思いますね」と話した。

19年に12勝を挙げた際には、甲斐がその全ての試合でスタメンマスクを被った。「一番良かった時に受けてもらってたキャッチャーですし。またリーグ変わってできるっていうのはすごくプラスだと思いますね」。移籍1年目の今季は開幕ローテ入りも、2勝2敗、防御率3・66に終わった。巻き返しを図る来季に向けて、かつての女房役との共闘を誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】高橋礼「他のキャッチャーとは違った信頼みたいなものはある」甲斐の加入を歓迎