甲斐拓也(2024年11月撮影)

ソフトバンクから国内FA権を行使し、巨人への移籍を決断した甲斐拓也捕手(32)が17日、ホークス球団を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り。

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考え抜いた結果、移籍することを決断しました。

今の自分があるのは、間違いなく、ホークスに育てていただいたおかげです。心から感謝していますし、今回も素晴らしい条件提示をいただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

育成選手から支配下に這い上がるまでのきつく苦しかった努力の日々、チームメートと味わった勝利の喜び、ホークスで過ごした時間の全てが自分の財産であり、かけがえのない経験です。

こうしたホークスでの全ての経験を思い返すたびに、本当にホークスを離れていいのか、自問自答を繰り返しましたが、今回、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい、という心境に至り、移籍することを決めました。

熱く力強い声援をくださったファンの皆さん、いつも支えてくれたスタッフの方々、最高のチームメート、小久保監督やコーチの皆さん、王会長をはじめフロントの方々、ホークスで出会えた全ての皆さんのことを思い浮かべると、離れてしまうことは本当につらいのですが、セリーグで新たな挑戦を始めたいと思います。

14年間、ホークスで最高の日々を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

2024年12月17日

甲斐拓也

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】巨人入り甲斐拓也がコメント発表「野球選手としてもっと高めたい」/全文