巨人菅野智之(2024年10月撮影)

オリオールズが16日(日本時間17日)に巨人から海外FA権を行使した菅野智之投手(35)との契約合意を発表したことを受け、米メディアも一斉に速報した。

MLB公式サイトは、菅野について「日本で最も名高い野球チームの巨人で長年エースを務めた」「多彩な球種と優れた制球で知られ、それらが彼の投手としての卓越した資質」と紹介し、沢村賞2度、MVP3度などの実績にも言及。17年のWBCでは準決勝の米国戦で先発し、試合には敗れたが6回で自責なしの1失点に抑え、ノーラン・アレナドから3三振など計6奪三振を記録したと伝えた。

ESPNは、オリオールズの先発ローテの現状に言及。今季15勝を挙げたエース右腕コービン・バーンズがFAとなり、今年トミー・ジョン手術を受けたカイル・ブラディッシュとタイラー・ウェルズの両右腕は来夏以降の復帰が見込まれるため、先発投手の補強が急務だったと指摘。現時点でのローテは菅野、今季13勝のグレイソン・ロドリゲス、今季7月にレイズから獲得したザック・エフリン、ディーン・クレマーの4人としている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 オリオールズ入り菅野智之「名高い巨人で長年エース」「先発の補強が急務だった」米メディア速報