MF川村拓夢所属のザルツブルクが監督解任、RB傘下でクロップ氏が元同僚の将来を決める立場に
日本代表MF川村拓夢(25)が所属するオーストリア1部ザルツブルクは16日、ペパイン・リンダース監督を解任したことを発表した。ザルツブルクはレッドブル傘下。来年1月1日から、リバプールを率いたユルゲン・クロップ氏がレッドブル傘下のチームを統括するグローバルサッカー部門責任者に就任することが決定しており、クロップ氏は元同僚の将来を決めなければならなくなった。
リンダース前監督は、リバプールでクロップ氏のアシスタントを務めていた。今年5月、3年契約でザルツブルク監督に就任していた。国内では常勝軍団だが、今季のリーグ戦は首位シュトゥルムに勝ち点差10の5位。欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)では、リーグ戦6試合でわずか1勝と低迷していた。
ザルツブルクのシュテファン・ライター最高経営責任者(CEO)とルーベン・シュレーダー・スポーツ・マネージングダイレクター(SD)は共同で「多くの試合において、我々の要求と目標をはるかに下回っていることは明らかだった。それゆえ我々は、たとえ最後まで好転を望み続けたとしても、チームには新たな経営陣の下での新たな推進力が必要であると確信するに至った」との声明を発表した。